

固摂作用と温煦作用の混合
温煦作用というのは夏場にあまり問題にならないと思うのが常識的な考えかもわかりません。温煦作用も部分的に弱りが起こっています。 普段、首の強烈な凝りの為に来院してもらっている方ですが、当院に来られてから極端な緊張はなくなり、体調も良くなったそうです。(本人談)...
Shyuichi Nakamura
Aug 11, 2021


反り腰と固摂作用
腰の痛みを訴えていますが、強い痛みではなく、重い痛みです。固摂作用の弱りがお腹にあります。そして左の腰は水分代謝異常があり腫れています。 腫れていることから左へ伸展側屈や回旋は動きが悪いことはわかります。ただ推動作用の影響も確実にありますが、それが主役ではないという例です。...
Shyuichi Nakamura
Aug 10, 2021


左手首の痛みと推動作用
左手首の痛みが1週間続き、今日が一番痛みがあるという方が来院されました。左手首を観察してみても腫れは酷くなく、他の原因であることは最初から予測できました。 まず一番問題になっているのは、陽明の風邪反応です。胃の右側と食道の後側、口腔へとつながっているのを確認できました。典型...
Shyuichi Nakamura
Aug 9, 2021


推動作用の弱っている部位と動き
推動作用が弱っている場所は、関節の動きが悪くなっている場所だとわかります 東洋医学をやっていると、関節や筋肉の問題が得意じゃなくなると勘違いしている専門家は一定数います。 しかし、それは大きな誤解です。関節や筋肉の異常は、「気」の推動作用の弱っている部位を特定すればわかりま...
Shyuichi Nakamura
Aug 8, 2021


推動作用の弱りと動き
推動作用が弱ると関節の動きも影響を受けます。 「気」の種類の中でも推動作用は、動きと密接に関係する「気」です。 この推動作用の弱っている場所を調べることで、身体の動きを予測することができます。 まだまだ研究段階なので、この推動作用が弱ることで起こる症状との関係は、今後もっと...
Shyuichi Nakamura
Aug 7, 2021


推動作用の考察
推動作用の考察の記事はこちら 「気」が動いて、水や血が流れるというのは東洋医学の基本です。 東洋医学をやった人なら誰しも知っていることなのですが、言葉でしか理解していないのではないかと思います。 「気」が動くというのは、「気」の作用の中で推動作用が働くということだと思います...
Shyuichi Nakamura
Aug 6, 2021


「気」の推動作用
https://omisono.localinfo.jp/posts/19976309 「気」の作用は六種類あると言われています。 ただ、この作用は、症状に対しての後付けの説明にだけ用いて、この作用が具体的にどんな状態と関係しているのかは、あまり知られていません。...
Shyuichi Nakamura
Aug 5, 2021


気の種類を考察する
https://omisono.localinfo.jp/posts/19942501 「気」の作用にも種類があると言われています。 それは推動、温煦、防禦、固摂、栄養、気化です。 それぞれの意味は、解説が沢山ありますので、調べてもらうと良いと思いますが、大事なことは臨床上...
Shyuichi Nakamura
Aug 4, 2021


思考を利用する
https://omisono.localinfo.jp/posts/19925029 考えや思いは心から起こる要求に従っているように思います。 こころの欲求が行動を起こし、それが現実のものとなる訳です。 そして、それを見て人は感動したり、喜んだりすることで、また生きる気力...
Shyuichi Nakamura
Aug 3, 2021


物を考える
https://omisono.localinfo.jp/posts/19881616 物事を考えるベースは、記憶です。 記憶がないと話しすることすらできません。 過去の記憶は、その人を作ります。 しかし、現代は、その記憶を機械がやってくれます。それを是か非かと言っている訳...
Shyuichi Nakamura
Aug 2, 2021