

多対多4
中医学では、問診を重要に考えますが、問診は、患者さんが正しく答えているという前提が必要です。 しかし、問診に対して患者さんが正確に答えているかどうかは大きな疑問です。 自分のことを、よく観察していなくて、誤解している場合もあります。 それも仕方のないことです。...
Shyuichi Nakamura
May 21, 2023


一対多、多対多3
データベースの関連性と東洋医学の「証」を結びつけることは斬新な考え方だと思いますが、構造は全く同じです。 例えば喘息の人がいたとします。 喘息の人って、胸が縮んでいます。 下腿部やアキレス腱が硬い 左側腹部の緊張 猫背になっていたりします。...
Shyuichi Nakamura
May 20, 2023


一対多、多対多2
昨日の続きです。 冷えたことと、体質と腐ったものを食ったということは、それぞれが異常Aと関係あります。 異常Aは、それぞれのグループに属しているということになる訳です。 親異常A(腐ったもの) 体質ー異常B(お腹が痛くなりやすい体質) 外感ー異常C(冷えた)...
Shyuichi Nakamura
May 19, 2023


一対多、多対多
お腹の症状があるとします。 お腹の症状は、異常Aとします。 その異常Aには必ず何らかの原因があります。 その原因は親異常Aから異常Aができあがっていたということになります。 しかし、原因は一つではありません。 つまり親異常Bが存在するはずです。もちろん親異常CもDも存在しま...
Shyuichi Nakamura
May 18, 2023


関連性
例えば姿勢が悪くなっていたとします。 その姿勢が悪くなった原因は? 全体を通して一番の問題は陽明の異常で、胸からお腹に異常反応があったりします。 陽明ですが、深さはそれなりなので内臓や骨には影響のないものです。 しかし、その陽明は直接は姿勢と関係ありません。...
Shyuichi Nakamura
May 17, 2023


治療技術6
何を目標にするのかというのはとても大切なことだと思います。 何を目標にするかを決める為には、その異常がどれぐらいの範囲なのかを決める必要もあります。 そして、どれぐらいの深さなのかも決める必要があります。 また、その異常は何と関係しているのかも決める必要があります。...
Shyuichi Nakamura
May 16, 2023


治す技術5
単純に見える症状でも悩んであちこち行っている人をよくみかけます。 問題が自分自身にはなく、人に原因を見つけてもらって、治してもらわなければならない。 という条件設定があると、単純な症状でも良くならないことが殆どです。 整形に行き、CT、MRIを撮って異常がない。...
Shyuichi Nakamura
May 15, 2023


治す技術4
意識しているものが違うと触診できない。 これは実感するしかないのですが、人を触る時には意識しているものしか触診できません。 何の問題意識もなしに触っても、ただ触っているだけにしか過ぎません。 しかし、ただ考えれば良いかというとそういう訳でもありません。...
Shyuichi Nakamura
May 14, 2023


治す技術3
足首にある骨である距骨は、カゴの中の骨と呼ばれています。 なぜかと言えば、栄養している血管が少ないからです。 靱帯がくっついていて、そこからも栄養をえているとも言われています。 こんな大事な骨がなんで? と思いますが、距骨や足根骨というのは、骨密度が高い。...
Shyuichi Nakamura
May 13, 2023


治す技術2
まず自分を高めるためにはじめたことは、足を徹底的に観察することをやってみました。 骨の解剖学を学んでみると骨って面白いなぁ~と感じます。 なんで距骨ってこんな形しているんだろう? 足にさまざまな方向に体重をかけてみてどう感じるのか?...
Shyuichi Nakamura
May 12, 2023