Shyuichi Nakamura
Jul 25
目標設定
目標設定の難しさ 治療において何を目標にするのか?という疑問は、単純なようでいて最も難しい問題です。多くの人は問診で得られる症状を目標に設定しているはずです。しかし、臨床をおこなっていると、大人でも自分の症状を明確に説明できない人が多いことに気づきます。子供や高齢者、聴覚障...
Shyuichi Nakamura
Jul 14
関節観察の重要性(その5)
関節観察の新たな視点 常に現象をありのままに観察してきた結果、関節に関する一般常識とは異なる視点を持つに至りました。特に、関節障害を扱う理学療法士、接骨院、トレーナーの方々にとっては、このような発想は新鮮かもしれません。...
Shyuichi Nakamura
Jul 14
関節観察の重要性(その4)
初動の動きと脳神経(動かさない運動) ただ動かすのではなく、脳神経と動きがつながる瞬間に意識を向けるということが小さくゆっくり綺麗に動かす目的です。これが「動かさない運動法」の重要なポイントです。動かさない運動法も私が開発したもっとも画期的な方法だと思います。同じようなこと...
Shyuichi Nakamura
Jul 14
関節観察の重要性(その3)
関節には必ず連動性がある こういう関節の連動性を知っている人が、ツボと関連性があると信じ(位置的に)刺激したのが、トリガーポイントのような物理刺激なのではないかと想像します。しかし、これは東洋医学の経絡やツボとは全く違います。これを同じにするのは無理があります。...
Shyuichi Nakamura
Jul 14
関節観察の重要性(その2)
動画 この動画では、手首の動きを観察しています。(手首には症状はありません)小さくゆっくり綺麗に動かそうとすると手首は外転伸展位で異常を起こしているのがわかりました。 殆ど動かしていないのに診断が可能です。触診する場所と動かし方にコツが必要ですが、初動を理解していれば誰でも...
Shyuichi Nakamura
Jul 14
関節観察の重要性(その1)
関節観察の重要性と新たな視点:鍼灸師のための動きの研究 鍼灸師にとって、関節の動きを観察することは非常に重要です。なぜなら、鍼灸院を訪れる患者さんの多くが、何らかの関節障害を抱えているからです。一見無関係に見える精神疾患であっても、関節症状がなくても、胸椎上部の左回旋制限や...
Shyuichi Nakamura
Jul 11
鍼灸と量子力学のまとめ
東洋医学と量子力学 * 東洋医学はエネルギーの状態を観察・調整する医学であり、西洋医学の物質中心の考え方とは異なる。 * 経絡やツボは目に見えない存在であり、歴史の中で人々の意識によって形成された可能性がある。 * 物質はエネルギーの塊であり、東洋医学と西洋医学は、物質とエ...
Shyuichi Nakamura
Jul 10
鍼灸と量子力学(その11)
物理 東洋医学は、「気」と呼ばれるエネルギーの状態を観察し、その流れの異常や状態を推察して調整する方法です。しかし、「気」の状態やエネルギーのありようを調べる方法が確立されておらず、曖昧な部分が多いのが現状です。 「気」をエネルギーのありようだと捉えれば、「実」や「虚」とい...
Shyuichi Nakamura
Jul 10
鍼灸と量子力学(その10)
エネルギーは仕事をする能力を指します。静止しているものはエネルギーとは言えません。しかし、静止しているように見える物質にも膨大なエネルギーが含まれています。これは量子力学の研究からもあきらかです。 感覚では、静止状態を詳細に観察すると、そこにエネルギーの変化を感じるはずです...
Shyuichi Nakamura
Jul 10
どちらも動いて仕事をしている
従来の考え方では、観察対象も観察者も静止していることを前提としていました。しかし、現実世界では、 どちらも動いています。観察者の動きによって、対象物の見え方を大きく変えます。人間の身体を観察する場合も例外ではありません。身体を観察する際、観察者と観察対象、双方の動きを考慮す...