世界はスッカスカ16
意識して手を動かす時、どの筋肉を使うのか?
どんな意識を使えば良いのか?
それらに意識は集中されます。
しかし、その動きは命令されて動いていることに気づくことはありません。
やはり実際に動いている指先に意識が集まるので、手にしか意識がいきません。
だから、もし字を書きすぎて痛みが出ると、手の筋肉を使い過ぎたからだと言うことになってしまうのです。
つまり、使い過ぎた筋肉に焦点を当てているのです。
なぜ、そんなことに焦点を当てるのでしょうか?
その筋肉を動かした命令はどこにいったのでしょうか?
その命令を変えようとしないのは何故でしょうか?
スポーツ選手がどこかを傷めると、痛めた筋肉や関節に注視します。整形外科に行っても注意は、痛い場所の関節や筋肉です。つまり物療の対象となる物質のみです。
決して、その人の命令には焦点を当てません。
つまり、脳内から起こる電気信号には誰も焦点を当てないのです。
電気信号を送っているという実感がないからだと思います。
脳からの信号が誤っているから筋肉に負担がかかり、その結果炎症を起こしているとは考えません。
そして脳内には、その電気信号を送るシステムがそなわっています。
その脳はエンタングルメント状態で、意思決定はゆらいでいるということになる訳です。
筋肉に注視しないで脳内の信号に焦点を当てなければ、解決にはならないのでは?
意志は電子のありようまで変えることのできるもののはずです。
自分の身体の状態を変化させられないはずがありません。
その為には、運動させてはいけないのでは?
という発想になるはずです。
動いてしまえば筋肉に意識は集中してしまいます。
しかし、動かなければ筋肉には集中しないので、信号の流れもよくわかります。
つづく
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