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世界はスッカスカ4

人間の体は原子でできている訳です。

原子の構成要素である原子核のまわりを電子が飛び交っているということは、マイナスの電荷を帯びた電子が飛んでいるので、原子同士が反発するから手が触れるということなのですが、それなら人間の中の原子は、なぜ反発しないのか?


大きな疑問です。


実は原子核は更に小さい素粒子で構成されています。

どんだけちっちゃくなるのか?

と思う程です。


原子核は小さいのに更に小さい素粒子がある訳です。

素粒子は殆ど質量を持たない粒のような波のような存在と言っています。

原子核は素粒子の中でもアップクォークとダウンクォークでなりたっています。


陽子は、アップが2つとダウン1つ

中性子は、ダウン2つとアップ1つ


で構成されているらしいです。

その陽子と中性子で原子核を構成し、そのまわりを電子がまわることで原子を構成しているという形のようです。

前記したように原子核と電子の間はスカスカの空です。


原子核は、アップ、ダウン以外にもあります。

基本的な要素としてはストレンジ、チャーム、トップ、ボトムです。


アップ、ダウンは第1世代

チャーム、ストレンジは第二世代

トップボトムは第三世代


で、第一世代<第二世代<第三世代

という形で質量が大きくなります。

質量が大きくなると不安定になりやすく、アップとダウンに崩壊していきます。


そんな構成になっているのですが、これが原子核を作る元になっているのです。

実は、これらの素粒子をつなぎ止める素粒子があるようです。

簡単に言えば素粒子同士を接着する力のようなものです。

その接着材のような働きをしている素粒子があって原子核を構成しているみたいです。


接着要素は、基本相互作用と言い、弱い相互作用、強い相互作用、電磁相互作用、重力


という4つの力が働きます。

弱い相互作用は素粒子の種類を変換し、強い相互作用は、素粒子同士をつなぎとめます。

電磁相互作用は、電場や磁場から電荷が受ける作用です。

重力による相互作用があります。


原子も原子核と電子をつなぎとめる力は、電磁相互作用です。

その電磁相互作用を媒介している素粒子がフォトン(光子)です。

陽子の中を見てみると強い相互作用のグルーオンという素粒子が働いてアップ、ダウンのクォークをつなぎとてめています。

つまり、基本の素粒子があり、それをつなぎとめる素粒子が働いて、原子が作られているということになります。


それ以外に質量を与える素粒子があるそうです。それがヒッグス粒子と呼ばれている素粒子で、これはかなり発見が難しかったようです。


なにやらややこしくなってきましたね。

しかし、そんなことを学びたい訳ではありません。そういう構成要素になっているという話が大きな問題になるのでは?

と思っています。


続きます。




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