肘と手首、指
肩と肘はつながって関連性のある動きをしているということでした。当然ですが、肘も手首も繋がっていますので指の動きと肩の動きも関連性があります。
肩関節が内旋位になると、親指と人差し指の位置関係も変化します。
つまり、手の指の動きも肩に常に影響しているということになるわけです。
手首を回転させるとよくわかりますが、母指側に伸展しにくくなるのが普通です。あと、小指側にする時も異常を起こすことがありますが、必ず母指側伸展位は異常を起こしています。
また、手首の母指側への伸展制限は、母指と示指が屈曲優位になります。橈骨神経麻痺の時のような形になります。
この時に母指と示指はハサミを使うような動作になり、指の動作に不具合がでてきます。
この意味がわかると手の指を刺激することで肩の異常が変化するという意味も理解できるようになります。
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