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「場」

「場」という考え方は物理学的ですが、難しいことではないと思います。


アメリカと日本では文化も土地も違いがあるので、「場」が違うと言えます。

同じ人でもアメリカにいる時と日本にいる時では身体の作用が微妙に違います。

文化も一つの「場」です。

その人の考え方も「場」の一つです。


筋肉は、神経の影響を受けて収縮します。

つまり神経という「場」があってこそ、筋肉は収縮できる訳です。

私達人間も地球という「場」がなければ一瞬で滅んでしまいます。


最近、環境、環境と言う人が増えましたが、環境というのは地球環境だけではなく、その時、その時の「場」が重要な訳です。


そういう考え方を鍼灸治療に応用している人は殆どいません。

しかし、この「場」の考え方をすると様々な方向から人体における反射を観察することができます。

複雑な人体を一つの見方だけでしか見ないからわからないことが増えるのではないでしょうか?

他方向から観察することで、複雑な人体の何かが少しでもわかるようになってくるのでは?


という観点で私は人を観察しています。

その為には観察する対象の反射が必要です。

入力と出力です。

つまり観察する道具が必要ということです。


それが触診であり、脉診であり、筋力検査という手法だということです。

一つの側面だけで物事を見ていても何も変わりません。

目に見えない「場」を計測するのに、目に見える道具で計測できるはずがありません。


東洋医学は「気」という概念があり、これも目に見えない道具の一つです。

人が何かを思えば、思いのエネルギーが起こります。

そのエネルギーを起点にして観察すると、今まで見えなかったものが見えてきます。


これからの鍼灸治療である「気」の医学というのは、そういう広い視野を持ったものが必要です。

今まで曖昧だったものが明確になってくるはずです。

「気」という言葉を曖昧に使っているからわからなかったのだと思います。

この言葉を大切にすれば、わからなかったことが自然にわかるようになってきます。


一つのエネルギーとして「気」という言葉を使えば初心者でも答えは出てきます。

意識の使い方、思い方によって人間の身体は変化するということを実感してもらうと思いはエネルギーなのだと実感してもらえると思います。


そういうセミナーを開催しています。

脉診も長年やっても絶対にわかりません。

もっと単純な身体の反射を使う必要があるのです。

それを知りたい方は多いと思います。


あと2週間ですので、興味のある方は下記のリンクより詳細をご覧ください。






人がいられるのは地球があるから、地球がいられるのは太陽系があるから、太陽系があるのは銀河、銀河があるのは宇宙があるからです。

これも私達が気づかない大きな「場」の一つです。




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