臨床
- Shyuichi Nakamura
- Oct 14, 2022
- 2 min read
臨床に使えなければ意味がありません。
物事を把握するというのは様々なやり方があります。
西洋医学の始まりは身体を立体として捉えることからはじまります。つまり見たままです。
東洋医学は次元を下げることからはじまります。
この意味を理解してこそ東洋医学の曖昧さと全体観がわかるのです。
実は、この次元の発想は、私が20代後半で思いついた事です。
当時は全く理解されませんでしたが、今は、それを裏付ける技術があるので説明できます。
この前の勉強会の感想を頂きました。
★★★★★
今まで何度か中村先生の勉強会に参加させていただいていますが、 今回が一番実践し易いハウツーな内容だったように思います。
勿論中村先生の治療の流れや世界観を知らない方には難しいかも知れませんが、臨床を持っている人にとっては取り組み易い内容だったと思います。
実際、翌々日の臨床にて次元を下げるということを私なりに意識しながら治療すると、鍼の無駄打ちが減り、劇的な変化をする方もいらっしゃいました。
たまたまこの日は新患さんがいらっしゃらず、常連さんが多かったので、その変化の仕方の違いは目を見張るものがありました。
実際いつも以上の効果に感嘆の声をあげて帰られた方もいらっしゃいました。
勿論勉強会に行った成果であることは内緒にしましたが(笑 )
いつも中村先生の勉強会に参加すると鍼数が減って、自分自身の進化を感じることができるのですが、時間が経つにつれ、自分が手慣れた手順に戻ってしまい、よくわからなくなることも多いのです。
でも今回は次元を下げるという視点を持つことで、見落としが無くなり、雑になることも無くなるのではないかと 感じています。(実際その通りかどうかは向こう1ヶ月の私次第ですが・・・)
また診断時は次元を下げ、治療時には次元を上げる、それを繰り返すことによって 患者さんの全体像をもっと詳にできるのはないかと今からワクワクしています。
★★★★★
とっても嬉しい内容の感想を頂きました。常に新鮮になる為には、次元を下げるということを徹底的に行うことです。
必ず時間がたつと、余計なことを考え始めるのが脳の仕組みです。
その仕組みに気づくことです。
つまり術者の身体と脳を変えなきゃ治療なんて不可能ということです。
手技方法を変えても絶対無理
鍼一つ、または、手技、そして意識です。
それだけしかないのですからね。
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