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投手3


だいたい、野球の投手の場合、こういう異常を起こす理由は、新しい変化球を覚えた時になる事が多いように思います。


変化球はただでさえ、手の指や手首に大きな負荷がかかります。

しかし、そうだからと言って手の指や手首を傷めることは少なく、肘や肩に症状が出ることが多くなります。これは、肘や肩が代償運動しているからかもわかりませんが、この例は、体幹が大きく代償運動したことが大きな原因だったと言えます。


それが顕著にあらわれるのが胸椎7番あたりの右側屈過剰とそれを補う為に腰椎下部の左側が右回旋と伸展が過剰になっていることです。当然この部位には圧痛が起こっています。


つまり左回旋しながら伸展するということができない状態になっているということです。


痛みのある角度も体幹の真横にきた時の痛みなので間違いないだろうと思います。これによって左足の支えも悪くなり母指側が浮き気味になって、身体の軸そのものが右にブレながら投球する為に、左足母指から足首内側を使えない状態になっています。


それを言うと、母指側でついていない感じがすると本人も言ってました。




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