とらえる心
バラの香りを嫌だと思う人は少ないかもわかりませんが、嫌いな人にとっては不快な臭いとなります。
このような心の変動はなぜ起こるのでしょうか?
それは経験によっても起こりますが、身体の奥底に記憶された何かが作用して心を変動させるかもわかりません。
正月に来客があって、その方はカエルが嫌いだと言っていました。
子供の時は平気だったので、カエルを手の平に乗せた時に吸盤のようにくっついて離れなかった経験があったそうです。それからカエルが嫌いになったみたいです。
二見の興玉神社に行くとカエルの置物が一杯あるので、目を背けながらお参りしたという話しを聞きました。
カエルの嫌いな人って案外いるように思いますが、私は平気です。
このような心の変動は何処からくるのか?
知りたいですよね。
このような心の変動を仏陀は四念処と言ったそうです。
注意を向けて把握する感覚
感覚によって生じる快不快
そこから出てくる心の作用
その心の働きをみつめる
四つ目は難しいかもわかりませんが、一つ目や二つ目、三つ目は殆どの人が感じていることなのではないかと思います。
ただ、それをよく観察したことがなかったということだと思います。
ちょっと立ち止まって意識してみてはどうかと思います。
それで何が変わる?
それはやってみなくてはわかりません。
人によって違うのですから答えもありません。
ついついこれが正解というのを見つけてしまいますが、そんなことに答えがあるはずがありません。だからこうでなくては間違いと言っている人は、学校教育に意識を向けると良いかもわかりません。
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