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なぜそうなるのか?4

次に問題になったのは右足の膝でした。


右足は患側なので、当然異常があってもおかしくはありませんが、右の側頭部と上腕部の異常がなくならないと右足の問題はわかりません。

これも多次元構造になっているということです。


もちろん、右足の異常だから右足が問題になるのではありません。

頭部と上腕の異常の末に問題になっているというだけです。

時間をさかのぼっているのだと思います。


何度も自分の症状を訴え、痛いところを触ってほしいみたいに言う人がいますが、痛いところが悪いところではありません。


しかし、人情として、そう思うのは理解できますが、それでは治療にはなりません。


膝の前内側の異常があり、足全体というより、膝の一箇所のみの異常です。

右足は力が入りにくいということですが、右足の異常は膝のみです。

アレの後遺症は、普段から弱いところにでやすくなるのだと思います。


しかし、物事には順番があります。

順番を無視しても異常を見つけることはできません。


右膝には、上腕骨にあった異常と同じように「血」「熱」の異常がありました。

こういうところに発熱した後の後遺症が残っているのだろうと思います。


病気になりたくなくて処置したはずなのに、なんでこんなことが起こるのでしょうか?

心理的なものだとは言えません。

多すぎます。


本人は、本当に思いもしなかったのにでてきた症状です。

しかも普段弱いところに症状が集中するように思います。

このままで良いのかどうか・・・。

考えなければなりません。


機能的な障害なので、何を調べても器質的な異常は見つかりません。

だから気のせい?


違うでしょ。



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