アキレス腱と踵の痛み
- Shyuichi Nakamura
- Sep 23, 2021
- 2 min read
カルテを見たら踵の痛みと書いてあったので、足底筋膜炎だろうなと思って話しを聞いていると、どうも踵からアキレス腱の痛みとのことでした。
足底筋膜炎だと顎や喉の緊張があるので、このあたりを調整すれば痛みは楽になるはずだと思っていましたが、そうではないということなので痛む場所を詳しく調べてみることにしました。
かなり痛みがあるようで、4日前の朝から足をつくのも痛いとのことです。整形でもアキレス腱の炎症だろうとのことですが、何かをして痛めた覚えないようです。足をついて歩けないので、膝を伸ばして歩いてきました。
足を観察すると、図のところに異常反応があります。
踵の痛み(足底筋膜炎)でも踵骨の内側で中央あたりはよく異常を起こしmす。踵骨の内転、外転に問題が起こっていることをあらわしています。殆どの異常は外転できない状態になり、第一中足骨から踵骨内側は縮んでいます。
つまり、足首の内反が固定された状態になっています。
ここには脛骨神経も走行しているので、解剖を勉強している人は脛骨神経の異常だと考えてしまうでしょう。そして、その炎症を抑えようとしてしまうと思いますが、それでは絶対に良くはなりません。
次ぎに後脛骨動脈や屈筋支帯の炎症だと考えるかもわかりません。
それでも不十分です。他にも筋肉だと考える人もいるでしょう。それでは的を外したことになります。
しかし、痛みのある場所は、このような解剖になっているということを知っていると理解が深まります。
また後脛骨動脈や脛骨神経が足底につながって、一番異常の強い舟状骨の底部につながっているのもわかります。
局所の解剖を知っていると、異常反応がどのように起こるのかもわかります。しかし、これは原因ではありません。異常を起こしている場所の解剖というだけです。発想の転換が必要です。
続きます。
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