グラデーション2
違うのが当たり前であり、それが真実なのに、それを区分けするのは?
それは多くの人に情報を共有したいからです。
情報が共有されれば、更に発展するからだということを経験的に知ったのだと思います。
確かにそうだなと思います。
しかし、人間の身体は、そんなに単純なものではありません。
似たものはありますが同じではありません。
だからよく観察することが重要なのです。
子供にイチョウの葉っぱはこういう形をしているよ
と教えたとします。
その子はイチョウの葉と他の葉っぱを区別することはできます。
区別することができた時点で、イチョウの葉っぱの形のことを考えなくなってしまいます。
それ以上イチョウの葉っぱに興味を示さなくなってしまいます。
これが逆に発展を妨げてしまうということを理解しなくなります。
NHKの朝ドラで、牧野万太郎が草花に優劣をつけることはできないし、一つとして同じものはないとドラマの中で言っていましたが、一つのことに興味をもって、それを追求していないと、こういう気持ちにはなりません。
自然界は調べれば調べる程、同じに見えて同じでないことに気づくのです。
だから楽しいのだろうと思います。
違いを見つけるのは、違いを見つける為の能力が必要です。
その違いを見つける能力を研ぎ澄ませたいと思ったら、基礎の能力が必要です。
治療も検査法を知らないと違いを見つけられません。
だから多くの検査法を考えてきました。
人間の身体は本当に様々な変化をしています。
調べても調べても調べつくせません。
その違いを伝えたい。
それが私の願いです。
違いを見つける能力に興味があれば是非セミナーに参加してもらいたいと思います。
身体は不思議だと思えると思います。
それさえ身につければ、どういう状態の人であっても身体を観察し、治療を行えるようになります。
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