余計なことを考えない
余計なことを考え過ぎるとできるものまでできなくなってしまいます。
私も何度も、その罠にはまって抜け出せなくなった経験が何度も何度もあります。
できているなぁ~と思った瞬間が危ない。
しばらくすると、罠にまたハマっている自分に気づくのですからたちが悪い。
今回、二回目に参加してくれた先生なのですが、当日の1週間前まで参加するかどうか悩んでいたみたいです。
私が、参加しないのですか?
とメッセージを送ったら、参加を決めてくれました。
どんな人にも迷いはあります。
私も迷って迷って、あちこち頭をぶつけてたどり着いてきたところです。
もちろん、今も迷っています。
毎日迷っています。
しかし、毎日迷っていると迷うことに慣れる。
何年も何年も迷っていると迷っていることを苦にしなくなる。
そうすると自然に楽しくなってきます。
おかしなものです。
しかし、彼女は、今回、参加して本当に良かったです。
と心から飲み会の時にも言ってくれました。
きっと次回も来てくれるでしょう。
まずは過去の自分を吹っ切る必要があります。
その為には、ショックが必要です。
そのショックは十分あったみたいです。
覚醒したのだと思います。
もちろん、それで終わりではありません。
やっとはじまりです。
それが今回参加して十分感じられたみたいです。
講習会の後も、何度かメッセージをやりとりしました。
そして、ただ愚直に一つのことをやってみるのが大事ということを理解してくれたみたいです。
それでいいんです。
頭でわかるのは後
まずは、とりあえずやってみる。
やってみると、私のいわんとすることが自然にわかるようになってきます。
痛みがなかなかとれない!!
という人の治療をするのと全く一緒です。
施術者は、迷いに迷います。
しかし、やってみたら楽になってきた~
と言います。
やってない時と病の勢いがある時は、無理なやり方をしても効果はありません。
時間も必要です。
それも経験します。
待てない自分にも気づきます。
それでも愚直に一つのことをやりつづける。
そのことを知っているのがプロです。
大谷選手の話を以前書きましたが、不調の時に、結果が出る出ないは別で、やり続けることだと言って大きさの違うボールを壁に投げるトレーニングをしていました。
そして、それが本当に効果があるかないかなんて何の根拠もないとも言っていました。
それがプロです。
大谷選手は、その成果が今出ていますよね。
方法論は知っていても何の役にも立ちません。
その方法がどれだけ効果の高いものかを丁寧に説明しても何の意味もないのです。
なぜなら、やってないから体感する術たありません。
疑問に思っていてもやり続けているとできるようになってきます。
やり続けていても、また疑問に陥ります。
それに耐えるのもプロの仕事です。
私は参加してくれる先生を尊重しています。
プロ中のプロの集まりだと思っているので、それができると信じています。
やり続けることで自然に理解できるようになります。
それをできるのがプロの証明です。
アホになる!!
アホになってやりつづける。
そうすると勝手にできるようになってきます。
自分自身を信じられないから他の技術に頼ろうとするのです。
頭で理解しようとするのです。
それは私自身にも常に言い聞かせています。
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