免疫細胞の存在
免疫細胞が存在する場所をAIのジェミニを使って割合順で並べてもらいました。
1. 腸 (約70%)
* 小腸: 特に空腸と回腸にパイエル板と呼ばれるリンパ組織が集積しており、多くの免疫細胞が存在します。
* 大腸: 小腸ほどではありませんが、免疫細胞が存在します。
2. リンパ組織 (約20%)
* リンパ節: 全身にあるリンパ管の途中に存在し、リンパ液をろ過して異物を除去します。
* 頸部リンパ節
* 腋窩リンパ節
* 鼠径リンパ節
* 腸間膜リンパ節
* その他全身のリンパ節
* 脾臓: 血液中の老廃物や異物を除去するフィルターのような役割を果たします。
* 扁桃: 口や鼻の奥にあるリンパ組織で、侵入してくる病原体を捕らえます。
3. 血液 (約5%)
* 白血球: 体内を循環し、異物や病原体を攻撃します。
* 好中球
* リンパ球 (T細胞、B細胞、NK細胞)
* 単球/マクロファージ
* 好酸球
* 好塩基球
4. 骨髄 (約3%)
* 血液細胞が作られる場所であり、免疫細胞もここで生まれます。
5. その他 (約2%)
* 皮膚
* 肝臓
* 肺
* 筋肉
上記はあくまでおおよその割合であり、個体差や状況によって変動する可能性があります。
こういう結果のようです。
これって滅茶苦茶おもしろいと個人的には思っています。鍼灸治療って免疫をあげる治療と言えますが、この順位を見る限り腸が一番多い訳です。
だから免疫を操作するためには腸が重要だとわかります。身体の反応を調べていくと、小腸に異常反応を示す人は多く、大腸にもあります。小腸大腸とわけること自体に問題があるように思いますが、腸の一部分に異常を起こしているのをよく観察することができます。
そして次のリンパ節にも異常反応が多くあらわれますが、リンパ節にも免疫細胞が多いというのも納得できます。特に鎖骨リンパや腋窩リンパには免疫疾患を患っている人に異常反応が出ることが多いように思います。しかも左側が多いのはなぜなのかはわかりませんが、アレルギー疾患や免疫疾患には、腸とリンパ節の反応は確実にでてきます。
お腹は左側の緊張が多く小腸でも空腸や回腸、下行結腸、S状結腸に多く異常があらわれるというのも面白い現象です。つまり、これらの異常反応がなくなると安定しやすくなってくるのではないかと予測することができるということです。
Comments