勉強会のテーマ
今回の勉強会のテーマは触診でした。
触診をどのように行うのかが最大のテーマでした。
触診を行って出た結果が他の検査法とも合致するのか?
関節の動きとは一致するのか?
皮膚や筋力とも合致するのか?
それを説明するのが大きなテーマでした。
フェイスブックでも紹介はしましたが、ブログでも同じ動画をアップしてみたいと思います。
何かをつかみたいと思って御薗治療院の勉強会に参加してくれた方が、いつのまにか経絡の触診や穴の選定も一瞬でできるようになっていました。
今まで訴え続けてきた一瞬で迷いなく行う技術です。
最初は、あまり自信もなく、迷いがかなりあった先生ですが、今では何の迷いもなく経絡を選ぶことができるようになっています。
たぶん、この勉強会に参加していなければできなかったことだと思います。
それまでは、色んな勉強会に参加してこられた方です。
最初に手首をもって動かしてもらっているのですが、右手の動きが悪いことも一瞬で判断してくれています。
その結果、肺経を触診しようとした訳です。
関節の動きと肺経の異常は一致するのか?
見事に右手の外旋異常と肺経の蛇行は一致し、その中での主治は太淵だったということになります。
治療の前にどう身体を観察するのか?
どのように決めていくのか?
その方法は何があるのか?
様々な疑問を彼は行動で証明してくれました。
本当に嬉しかったですし、私のやってきたことが間違いではなかったとが証明できたと思います。
必ずできる。
誰でもできる。
訓練の仕方が重要です。
闇雲にやることは時間の浪費です。
触診は難解と言えば難解ですが、それさえ伝われば、あとは工夫次第で応用できます。
ただ、考える力は必要です。そして考える為の余白を残しておくことは教える側にとってとても大切です。
彼はそれを全てやってくれたのだと思います。
あくまでも自分が求めたからできるようになっただけです。
私はそれを後押ししただけです。
最初からできないと思っている人には絶対にできるようになりません。
どれだけ説明してもできるようにはならない。
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