原始時代と農耕時代
原始時代には10歳未満の子供の半分は死んでいるらしいのですが、その死因は殆どが殺されたからだそうです。
その証拠が左頭蓋骨に空いた穴であり、側頭骨の急所を石のようなもので殴られた痕が10〜15%の成人にもあるらしいのです。成人になってもそれぐらいの確率で人から殺されていたということです。
しかも、それは戦争のようなものではなく親や仲間から殺されたというのです。
最新の研究らしいです。
狩猟生活というのは、役に立たないものを生かしておくような社会ではありません。
それはよくわかります。
しかし、ここからが驚きなのですが、実は、これは狩猟社会だけではなく、農耕社会になってからも同じで、農耕社会の方が殺された人が20%に増えているらしいのです。食料も安定供給されてきた時代に何故?
って思いませんか?
つまり、人類は、飢餓や伝染病、動物に殺されるより仲間に殺された人数の方がずっと多いということなんです。
そして、驚くことに狩猟時代より農耕時代の方が多いのです。
その理由は集団で生活するようになったからというのです。
なんか驚きますよね。
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