本当にこれで良いのか?
- Shyuichi Nakamura
- Jan 15, 2022
- 2 min read
毎日電車の中で座り続けて1年ほどたち、日々、同じような感覚が起こっていました。
身体が地球と一体化するような感覚になっていると気が付きました。
しかし、ある日、座り続けなければ、この感覚って得られないんじゃないか?
鍼灸学校を卒業してからも、これを毎日続けられる?
それは絶対に無理だろう。
と思いはじめていました。
しかし、この感覚は手放したくない。
それ程、毎日に起こる身体の楽さに魅了されていました。
そう思うと自分が自分を不自由にしている気がしてきたのです。
正しい姿勢が正しい訳ではないというのを悟った瞬間です。
毎日、やり続けて習慣化していたので、寝ている時も意識して、そのことに集中していたので、きっと、身体は楽になっても精神には良い影響を与えるはずがない。
そう思ったのです。
そこでそういうことを一切しないようにしました。
これで身体が楽になることはわかったので、もう充分だと感じたのです。
それより、そのことで不自由になった自分を解き放ちたいと思ったのです。
このような体験を通して、精神に意識を向けた人は、精神的なことや宗教の虜になったりするのではないかと思います。
私は、この強烈な体験を通して、人が何かに執着していく過程を見た気がします。
私の目的は、そんなところにはない。
心からそう思えたのです。
だから、抹香臭いことを言ったり正論だけを言っている人を常に疑うようになっていきました。
正論は正論じゃない。
正論を言われると私には「学」がないので言い返すことはできません。
しかし、実際に起こる現象のみを自分で分析し、それを糧に臨床をやっていこうと考えた瞬間でもあったのです。
現場主義と言われているのかもわかりませんが、やっぱりそれが一番大事なのだと思います。
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