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腰痛は本当に腰が悪いのか?

久しぶりに記事を投稿します。


腰痛だと言って、来院した人の腰を観察すると、殆どの人の腰は緊張していません。

緊張していないということは、腰の中の圧力が高まっていないということです。


怪我をすると、その部分が腫れますので、圧力が高まって皮膚にテンションがかかって風船のように皮膚張力が発生しますが、そういう現象は起きていないということです。


特に慢性的な腰痛の場合は、それが顕著です。

また、ぎっくり腰のように捻って傷めたような痛みは、必ず腰に腫れがあってテンションが高くなっています。


腰に腫れのない腰痛は、腰そのものは悪くなくて腰痛を訴えているということです。

つまり、他に原因があるということだと思います。

そこで股関節周囲を観察してみると、腸骨や大腿骨付近には必ずと言って良い程緊張があります。

そして左右差がある。


この状態は、腰の痛みを起こしたことによってかばうような姿勢になり、片寄った使い方をした為だと思います。

足の位置を正すと、その緊張がなくなるので確認できます。


しかし、それをやっただけでは腰痛は楽にはなりません。

なぜか?


ということですね。




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