膝が伸びない
膝が伸びなくて困っている。
そんな相談もちょこちょこあります。
どうすればいいの?
たしかにそう思います。
運動もしているし、良いと言われている治療にも行ったし、整形にも行って調べたけどどうもない。
でも、見るからに腫れているし、キチンと立位が保てない。
お尻も腫れて、上半身もガチガチ
この状態なら痛みがあっても普通だと思えます。まず、上半身は目標の一つになります。
特に首
なぜ、首かといえば、全てのバランスを統合しているのが首だからです。
しかし、首だけ?
違います。
足ももちろん関係あります。
足のどこ?
それらを決めるのが触診です。
もちろん、それには順番があります。
闇雲に刺激して良い訳ではありません。
しかし、これをキチンと決められない治療家が殆どです。
闇雲に全身を触って全身治療とか言ってます。
どういうこと?
いつもそう思います。
なぜ、そんなことになるのか?
それは、膝の治療はこうこうこういう治療と決められている場合が多いからです。
決められた手順でやる。
手順が正しいとか正しくないと言っている訳ではありません。
少なくとも、そんな考え方だけでは良くなるものも良くならない。
手順から抜け出せないと悲劇です。
その事にすら気づいてない。
自分がどうなっているのかを理解させることが何よりもの治療になります。
刺激部位ではありません。
それをわかろうとする人にはできるだけ丁寧に説明しています。
そうすると膝が勝手に伸びてくる。
私の治療ではなく、その人自体が変わってきて、勝手に伸びてくるし、動けるようにもなってきます。
つくづく、その人の取り組み方によって大きく違ってくるんだと理解できます。
最近もそんな経験がありました。
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