足首の内反外反
- Shyuichi Nakamura
- Oct 7, 2021
- 2 min read
できそうでできない動きの一つとして足首の内反外反運動があります。膝を微動だにしてはいけません。膝の運動になってしまうからです。
内反に比べ外反は動きにくくやりにくいのは誰でも同じです。それは身体の構造なので普通なのですが、この動画の方は左側が異様にやりにくいようです。膝がかなり揺れてしまいます。
実は1時間ぐらい毎日歩いていたら足が筋肉痛のような感じになって治らないということらしいです。
散歩は健康に良い。
というのは本当とは言い切れない理由の一つだろうと思います。
もちろん、健康に悪いと言っている訳ではありません。
とにかく良い悪いという極論しかできない人には全く理解できないかもわかりません。
足首の内反、外反ができないと何故駄目なのかは、想像すればすぐにわかります。路面が常に水平ではありませんから、不整地に対応しなくてはなりません。足首の内反外反や足指の動きは不整地の地面を捉える唯一の器官です。
もし、いくら水平のところしかない場所であったとしても常に真っ直ぐ歩いている訳ではないので、身体は揺れます。揺れて動いているので、その揺れを吸収する為にも非常に重要な関節と言える訳です。
疲れてくると更に身体の揺れは大きくなります。マラソン選手が後半になると上半身の揺れが強くなるのを見ることがあると思います。その揺れを前後左右で最終的に吸収するのは足首だからです。
その動きが悪くなっていれば、他の何処かで揺れを吸収しなければ倒れてしまいます。つまり大きな代償運動がどこかで起こって余計に疲れやすくなると言うことになります。
足首の動きはかなり小さい動きです。股関節や肩関節に比べて可動域が小さいのですが、だからこそ異常がここにあらわれやすくなります。
続く
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