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身体のゆがみは悪なのか?

身体のゆがみという言葉をよく耳にします。

確かに腰が痛くて、身体がゆがんだままでしか歩けない人が時々います。


股関節が変形して身体がゆがんだ人が時々います。

そういう人の身体のゆがみが少なくなると症状が改善したりすることもあります。


ただ、ゆがみという話は、どのレベルでのゆがみなのか?

というのを明確にしないで話をすると、話の焦点がズレます。

というのも、先天的に身体が傴僂男のように曲がった人で、普通の人より元気な人がいます。

みんなに驚かれる程の体力です。


腰が曲がっているのに畑仕事を朝から夜までやり続けている人もいます。

普通の人なら音を上げるぐらいの作業だと思います。

それでも元気に働いている人を見かけます。


そんな人でも、足腰が痛いということで来院されるのですが、治療をすると、すぐに楽になったりします。

もちろん、身体のゆがみが完全になくなった訳ではありません。ただ、僅かに以前よりは、まっすぐに近づいた感じはでてきます。

そして、また働きます。


それじゃ~身体が真っ直ぐな人は健康なのか?

と言われるとそうとも限りません。


身体がゆがんだという言い方は、きっと一般受けするから話が早いと思って、そういう言い方をするのかもわかりませんが、このような例の人を考えると、単純に身体のゆがみ=悪とはならないということです。


しかし、そうだからと言って身体があきらかにゆがんでいるという状態は良いとも思いません。


歪んでいても正常な人

歪んでいるとは思えないのに異常な人


何を基準にゆがみを考えれば良いのか?

疑問に思いません?





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